さて惣菜店の並ぶ通りではここだけが落ち着いた雰囲気を醸し出している。そんな店内にはうまそうな大福があり、栗まんじゅうがある。でもそんな魅力的ななかで浮かんで見えてきたのが金つばなのだ。普通、金つばを上から見ると真四角、これが一般的な形だろう。それがこの店のは長方形なのだからちょっとお得な気分になる。
方形の金つばというのは粒あんを寒天で固めて、表面に溶いた小麦粉をつけて焼いてある。好みからすると表面に焦げ目がつくくらいのが好き。でも残念ながら、『さがみ庵』のはきれいに過ぎる。思うに金つばというのも下世話な日常的な和菓子ではないか? あまりに端正ではつまらない。当然中身のあんも小豆の風味が濃厚な「茹でただけの豆」の味わいが欲しい。そう言った意味合いからすると、この店のものは中身も端正でこぢんまり小さくまとまりすぎている。
でも決してまずいわけではなく、丹念に作られた、真面目な金つばであることにはかわりない。次回は大福を買ってみよう!
さがみ庵 墨田区京島3-19-4
http://www2.ttcn.ne.jp/~kirakira/sagamian2/sagamiann1.htm



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